「俺らも行くのかな」と思ったけど…滝沢秀明が〝愛弟子〟Snow Manを引き抜かなかったワケ
7月5日に放送されたTBS系のバラエティ特番『二宮孝太郎×それSnow Manにやらせて下さい 合体SP』にて、人気グループ『Snow Man』のメンバーたちが、グループの〝育ての親〟であり、芸能事務所・TOBEの社長を務める滝沢秀明氏(42)の、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)退所時のことについて初めて言及した。 【画像】すごい…表参道に「タキツバ」が降臨した!! 番組内では、仏・パリ滞在中のラウール(21)を除いたメンバー8人が、『嵐』の二宮和也(41)をゲストに迎え、居酒屋で本音トークを展開。二宮は昨年10月に旧ジャニーズを退所したが、その当時を振り返り、「タッキーから全然、声がかからなかった」と冗談めかしながら滝沢の話題に触れた。 その際に二宮が滝沢と連絡を取っていることを明かすと、佐久間大介(32)は「僕たちは滝沢くんと一切、連絡を取っていないんで。意外でした」と発言。渡辺翔太(31)は「滝沢くんが恩師であることには変わりない。辞められた時、必然的に、最初はみんな『滝沢くんが行くんだったら俺らも行くのかな』って」と、滝沢氏に追随して『Snow Man』メンバーたちが旧ジャニーズを退所する可能性があったことを明かしたのだった。 深澤辰哉(32)も「正直、めちゃめちゃいろいろ考えました。別に声がかかっていたわけではないけど」と、滝沢氏の退社で気持ちが揺れたことを告白。しかし、目黒蓮(27)は「滝沢くんにたくさんお世話になった。でもこの会社に育ててもらった」とし、佐久間は「この事務所が好きなんです。この事務所でデカいことがしたい」と、事務所に残る決断に至った理由を語っていた。 「『Snow Man』はTBSのゴールデン帯で冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』を持ち、目黒、佐久間、渡辺らはソロ活動でテレビ各局からのオファーが絶えません。活動休止中の『嵐』に代わって、事務所の看板を背負う存在になっています。 新事務所設立を決めていた滝沢氏にすれば、のどから手が出るほど『Snow Man』がほしかったはずです。しかし、結局、滝沢氏は彼らに声をかけず、メンバーも自分たちの意志で残留を決めた。もし移籍していれば、少なくとも今の時点で『Snow Man』は現在ほどは活躍していなかっただろうし、旧ジャニーズからマネジメントを引き継いだSTARTO社の収益にも大きく影響があったのではないでしょうか」(テレビ局関係者) 『Snow Man』を獲得しなかったTOBEには元『V6』の三宅健(45)、元『King & Prince』の平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)が結成した『Number_i』らが所属し、TRAINEE(研修生)も抱えている。3月には東京ドームで4日間にわたってグループの所属タレントが総出演のライブ公演を開催するなど、事務所として軌道に乗っている。 『Snow Man』なしでもやっていけたから、と言ってしまえばその通りなのだが、滝沢氏は持ち前のその性格から、さまざまな事情を考慮し、私利私欲を捨てて彼らに声をかけなかったのではないかと、とある関係者は語るのだ。 「もともと、ジャニーズJr.(現ジュニア)時代から並外れた才能を見せ、ファンの人気も抜群だった滝沢氏は故ジャニー喜多川氏からはソロでのデビューを猛プッシュされていました。しかし彼は『(今井)翼も一緒ならやります!』と盟友とのデュオを熱望。それで『タッキー&翼』がデビューに至ったという経緯がありました。 そんな性格もあって、自分を育ててくれたジャニーズ事務所への義理や温情が先に立ってしまって、ビジネスライクに『Snow Man』を引き抜くことはできなかったのでしょう。そして、その決断が弟子たちと古巣を共に救うことになりました。今となっては、とくにSTARTO社は滝沢に足を向けて寝られないのではないでしょうか」(音楽業界関係者) かつて〝辞めジャニ〟といえば古巣のタレントたちとは決して共演することは許されなかった。だが、STARTO社になってからは、その壁も取り払われつつある。そんな中で滝沢のような存在が日本のエンタメを盛り上げていく日も近いのではないだろうか。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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