アニメ「薬屋のひとりごと」第5話場面カット

　とうとうベールを脱いだ美少女の本来の姿にあ然……。アニメ「薬屋のひとりごと」で「美少女なのがバレてしまった」と視聴者から大きな反響が寄せられたのが、 園遊会のためにドレスアップした猫猫（CV：悠木碧）を見て壬氏（CV：大塚剛央）が二の句が継げずに固まってしまった場面だ。 【映像】メイクを施された美しい猫猫（17分10秒ごろ～） 　「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は3800万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と美形の宦官・壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が2クール連続で放送される。 　花街の薬師だった少女の猫猫は、薬師としての知識や深い洞察力から後宮を取り仕切る宦官である壬氏に目をかけられ、皇帝の寵妃である玉葉妃の侍女に抜擢された。壬氏はもし女性であったなら「傾国」と言われたであろうほどの美貌の持ち主で後宮内の人々を魅了しているが、自分の容姿にまったく興味を示さない猫猫が珍しいのか、何かとちょっかいをかけていた。 　普段は地味で決して目立つ容姿とはいえない猫猫だが、後宮で催される園遊会に侍女として出席するにあたりドレスアップすることになった。警戒心が強く、男の目を避けるために普段はあえて化粧で顔にそばかすをつけている猫猫だったが、同僚たちの手により華やかな場に相応しい衣装とメイクを施され大変身を遂げる。 　そこに壬氏がやってくると、猫猫は「ごきげんよう壬氏様」と普段と変わらぬ調子で声をかけた。しかし壬氏は猫猫を見たきり口を開けてしばらく固まってしまい、ようやく「ああ、薬屋か！」と気づく始末。あまりの変わりように驚いていた壬氏だったが、その後猫猫にお気に入りであることを表す証であるかんざしをプレゼントしたのだった。 　猫猫の変身ぶりに、視聴者も「かわいい！！」「誰だこの美少女!?」「OPに出てきた謎の美少女だ！！」と大盛り上がり。おもしろいくらい見事に固まってしまった壬氏にも「照れる壬氏様可愛い」「心を奪われたな」「これは惚れたな……」と反響が上がっていた。 （C）日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会