稲美町特産「いなみ野メロン」の販売スタート 例年に比べ一回り大きく、濃厚な甘さに
兵庫県稲美町の特産品「いなみ野メロン」の販売が始まった。梅雨入りが遅く、日照時間が長かった影響で例年に比べて一回り大きく、濃厚な甘さに仕上がった。生産農家が24日、同町北山のJA兵庫南稲美営農経済センターに集まり、出荷時の箱詰め方法などを確かめ合った。 【写真】「色味、バランス、完璧」おうちで作った純喫茶風クリームソーダに思わずため息 いなみ野メロンは同JA「メロン部会」に所属する同町内の農家12軒が、約1・5ヘクタールで栽培。糖度13度以上を基準に、形や色が最も整った「赤秀」、次ぐ品質の「青秀」が店頭に並ぶ。それぞれに、コクのある甘みの「赤肉」、さっぱりとした甘みの「青肉」がある。今季は糖度が高く、甘みが強い物も多いという。 赤秀が、2・2キロ以上の「6L」で1玉2300円から。同会の小山博嗣(ひろつぐ)会長(49)は「収穫の時期などをぎりぎりまで見極めた。甘さや柔らかい食感を味わってほしい」と話す。 東播3市2町にある「ふぁ~みんSHOP」とJA兵庫南の各直売所で8月中旬まで販売予定。同センターTEL079・496・5135(田中朋也)