市民限定でプレオープン 道の駅グリーンファーム館山 グランドオープンは16日(千葉県)
館山市が食のまちづくり拠点施設として整備を進めていた「道の駅グリーンファーム館山」(同市稲)が9日、同市民限定でプレオープンした。さっそく、地元野菜などを買い求める市民らでにぎわいを見せていた。16日にグランドオープンする。 国道128号稲交差点北側の安房グリーンライン沿いに整備された、県内で30番目、同市内では2番目の道の駅。施設は木造平屋建て延べ床面積835平方メートルで、物販コーナー、レストラン、調理機能を持った多目的室などを備える。農園などもあり、農業や食の体験ができる体験型の道の駅というのが特徴だ。 物販コーナーでは、地元の野菜や果物、花、地域の名産品・菓子などの加工食品、手づくりの工芸品などを販売。飲食店は、人気店の「のうえんカフェ」が出店し、ジビエバーガーを取り扱うハンバーガー店、須藤牧場の直営店も入っている。 この日は、オープンとともに多くの市民が訪れた。物販コーナーには、イチゴやナバナといった旬の野菜、果物などが並び、来場者らが次々と買い求めていた。 市内の30代の女性は「新しい道の駅ができるのを楽しみにしていた。きれいでおしゃれな雰囲気ですね。プレオープンなのに商品も豊富。普段使いできるような道の駅になってくれるといいですね」と話していた。 市民限定のプレオープンは13日まで。14、15日は休館日で、16日は関係者による開業式典の後、正午にグランドオープンする予定となっている。