米大型ハリケーンの被災地支援のため10万ドルを寄付したYOSHIKI

X JAPANのYOSHIKIが現地時間15日（日本時間16日）、米で大きな爪痕を残した大型ハリケーン「ヘリーン」「ミルトン」の被災地復興支援のため自身が運営する基金「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」とグラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのチャリティー財団「MusiCares©」を通じて10万ドル（約1500万円）を寄付したことが同日、発表された。 YOSHIKIは「自分一人の行動は小さなものかもしれませんが、この行動を通じて、支援の輪が広がっていくことを願っています」とコメントを寄せた。 YOSHIKIは30年以上にわたり支援活動を行っており、日本では1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを寄贈。11年の東日本大震災では自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など合計1300万以上を寄付したほか、15年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2800万円以上、16年には自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付。最近では今年1月に能登半島地震による被災地の支援のため日本赤十字社に1000万円、4月には台湾で発生した地震の被災地支援として台湾赤十字組織（中華民国紅十字会）に1000万円を寄付している。 その活動は国際的にも高く評価され、19年にフォーブス誌が選ぶ「アジアの慈善家トップ30」に選出、21年には日本政府から国立国際医療研究センターへの支援を含む活動に対して「紺綬褒章」を授与。今年はハリウッドのTCLチャイニーズシアターで手形足形を刻む栄誉を受け、100年近い歴史を誇るこの式典でアジアのミュージシャンとして初めて名を刻んだ。 YOSHIKIは、9月にパリ・ファッションウィークで自身が手がけるハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」をデビューさせた後、居住するロサンゼルスに戻り、現地時間8日（同9日）に3度目となる頸椎の手術を受けたばかり。現在は体調回復を優先させるべく安静に過ごしているという。