「アサダ温泉ひまわりの湯」営業再開 生活関連のテナント出店へ 地域の交流拠点目指す 大分・玖珠町
大分県玖珠町で20年愛される立ち寄り湯「アサダ温泉ひまわりの湯」の営業が再開。周辺に生活関連のテナントを集め、地域の交流拠点を目指しています。 【写真を見る】「アサダ温泉ひまわりの湯」営業再開 生活関連のテナント出店へ 地域の交流拠点目指す 大分・玖珠町 玖珠町塚脇にある「アサダ温泉ひまわりの湯」は、地下500メートルからくみ上げた天然温泉を源泉かけ流しで提供する地域の立ち寄り湯です。 開業20年が経って、老朽化していた設備を全面改装して、浴槽を御影石に張り替え壁や脱衣所も綺麗にし、アサダ温泉は去年12月30日に再始動しました。 (常連客)「前の券があるんやけどって言ったら、もうちょっと待ってくださいねって言われて、1ヵ月に1回くらいきよったんよ」「もう最高です。温度と温泉の質、ずっとあったかいんですよ。皆さん帰ってきていただけたら」 温泉を営むのは、ガス販売店の浅田怜介さん(41)。2003年にこの温泉を開業した大叔父の十紀生さんが亡くなったことなどから、去年9月に受け継いでほしいと打診されました。 (浅田怜介さん)「今、私がしている仕事とは全く別のことだったので不安もあったんですけど、言われたときはワクワクする方が勝ってました」 開業後、徐々になじみの客が帰ってきた温泉。しかし、浅田さんにはある構想があります。 (浅田怜介さん)「ポケットタウンと言って、いろんな生活関連のお店だったりサービスだったりを集めて、名前の通り小さな町として発展していけばいいかなと思ってます」 温泉とともに受け継いだ土地を再開発してテナントを集めてにぎわう場所「ポケットタウン」を目指しています。3月中旬には集合店舗第一弾として鮮魚店の「貴水」がオープンします。 (貴水・島本高義さん)「ここが一番お客さんの通りが多いんですよね。ここでみんなに認知してもらうのもあったんですけどね。浅田さんから声をかけてもらい、『喜んでいきましょう』と決めた。みんなで活性化させていければなと思う」 夏には隣に薬局が開設予定です。 (浅田怜介社長)「20年この土地で商売していますので、この玖珠に恩返しできれば。温泉を通じて、ポケットタウンから玖珠町に波及効果があればどんどん活性化していって、活気ある玖珠町にしたい」
大分放送