「彼が去った後、どうなったか見てみろ」エジルが低迷チェルシーの“明確なミス”を指摘!「毎日メンタリティを失っている」
挑発走りで大顰蹙を買ったが…
レアル・マドリーやアーセナルで活躍し、昨年3月に現役を引退したメスト・エジル氏が、不調に喘ぐチェルシーの“明確なミス”を指摘した。 【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! まさかの12位に沈んだ昨季からの巻き返しを目ざすチェルシーは、新たにマウリシオ・ポチェティーノを監督に迎え、大型補強も敢行したが、劇的な変化は見られず。ほぼ半分の20試合を終えた時点で、10位に甘んじている。 中位から抜け出せない理由はいくつかあるだろうが、エジル氏はドイツ代表の後輩、アントニオ・リュディガー放出にあると考えているようだ。 リュディガーは2022年夏に契約満了でチェルシーを去り、現在はレアル・マドリーでプレーするなか、エジル氏はマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が「リュディガーは最高のプレーをしている」と発言したことを伝えるXの投稿に反応。引用する形で、30歳のDFがいかに優れているかを、こう訴えた。 「プライム・トニ・リュディガーは現時点で世界最高のディフェンダーだ。私の元所属クラブ、レアル・マドリーで信じられないシーズンを過ごしている。(チャンピオンズリーグで対戦したアーリング・)ハーランドや(ヴィクター・)オシメーンに良さを聞いてもいい!彼が去った後、チェルシーがどうなったか見てみろ。彼らは毎日、リュディガーがいた際にはあったメンタリティを失っている」 カタール・ワールドカップの日本戦では、挑発走りで大顰蹙を買ったリュディガーだが、その守備能力は一級品だ。陽気で仲間想いの性格でも知られており、凋落気味の名門において、ピッチ内外で“リュディガー・ショック”は大きいのかもしれない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部