【長崎】被爆80年 正月座り込みで核廃絶や平和を訴え
NCC長崎文化放送
今年で被爆から80年です。 【写真】被爆80年 正月座り込みで核廃絶や平和を訴え
長崎市では核兵器廃絶や平和な世界の実現を目指し被爆者らが元日に座り込みをしました。 長崎原爆被災者協議会・田中重光会長(84): 「被爆80年を核兵器を無くしていく、『核のタブー』をもっと強くしていく、そういう年にしていきたいと思います」 24年目となる「正月座り込み」には、被爆者や高校生平和大使など約80人が集まりました。 田中重光会長(84): 「ノーベル平和賞をもらって、やはり私たち被爆者がもう一回、頑張らんばいかんなという気持ちにさせられました」 第27代高校生平和大使・津田凜さん(16): 「80年だからというわけではなく、80年もそして90年後も100年後も200年後も私たち高校生は活動を続けて、そして被爆者の方々の思いや記憶を伝え続けたいと思っています」 午前11時2分、原爆が炸裂した時刻に合わせ、核兵器のない世界の実現を願い、黙とうを捧げました。
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