義実家に帰省したら「お金を包む」が常識!? ママ友が「3万円渡している」と言っていましたが、それが普通なんでしょうか…?
2023年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に分類され、今年の年末年始は実家や義実家に帰省するという人も多いのではないでしょうか。 特に義実家に泊まる場合に気になるのが、「お礼」としてお金を包むべきかどうかというところでしょう。周りの家庭の話を聞いて、「お金を渡した方がいいのかな?」と焦る人もいるかもしれません。本記事では帰省時の費用の平均、帰省先にお金を渡すべきかどうかなどを解説します。
年末年始の帰省費用の予算は?
株式会社インテージが2023年11月に全国の15歳から79歳の男女5000人を対象に行った「年末・年始の旅行や帰省」についての調査によると、年末年始における帰省や旅行の支出予定金額は平均4万5235円でした。 なお、2022年の調査では、帰省や旅行の移動手段は「自動車(自家用車)」が57.4%と最も多く、次いで「電車(新幹線・急行以外)」が14.2%、「電車(新幹線)」が14.0%、「飛行機(大手航空会社)」が9.9%の順となっています。 帰省先までの距離や家族の人数により金額は大きく異なるので一概には言えませんが、帰省にかかる金銭的な負担は軽いものではありません。実家と義実家の両方に帰省する場合、さらに費用がかかることが予想されます。
帰省したらお金を渡さなければならないのか?
実家や義実家に帰省して、数日間宿泊するという人も多いでしょう。家族の人数や滞在日数が多ければ多いほど、先方に食費や光熱費などの負担をかけることが予想されます。 また食事や寝具の用意、洗濯、掃除などといった家事の手間が増えるだけではなく、普段より気を遣わせてしまうなど精神面での負担も増えるといえるでしょう。 相手側のさまざまな負担を考えた場合、感謝の気持ちとして現金を渡すのがマナーといえるかもしれません。 金額ですが、株式会社peekabooが広島在住のママ150人を対象に行ったアンケートによると、宿泊の謝礼として最も多いのが「1万円」という結果でした。ちなみに最も高額だと「3万円」を渡す人もいるようです。何人で何泊するのかにもよりますが、相手側の家庭環境も踏まえた上で、相手側が受け取りやすい金額を決めると良いかもしれませんね。