電撃退社発表の関口メンディー、会見で生報告 今後の活動は未定も「日本と世界の架け橋になりたい」
6月25日をもって大手芸能所事務所「LDH JAPAN」から退所することを4月30日に発表した、人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の関口メンディーが1日、都内で退社に関する会見を行った。グループのリーダー・白濱亜嵐、ボーカルの片寄涼太、数原龍友、パフォーマーの小森隼、佐野玲於、中務裕太も駆けつけ、グループの今後などを説明した。 会見が始まった瞬間、メンディーは晴れやかな笑顔で登壇した。「本当に自分が20歳の頃から13年間、出来の悪い自分を育ててくれた皆さんに感謝してもしきれない。ダンスも下手で遅刻もする中、カツも入れてくれて、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。かけがえのない青春です。温かく応援してくれたファンの皆さんに心から感謝しています。突然の発表で不安な思いさせてしまってごめんなさい」と頭を下げた。 LDH退社とグループ卒業に至った経緯について「ここに至るまで思い悩みました。13年間、LDHで愛を持って育ててもらった。LDHは家族で実家のような場所。でもここに居続けてもいいのかと思うようになりました。このメンバーの中で意志が弱くて。会議中にHIROさんの横で寝てしまうくらいです。このままでは“父の背中”も追い越せないかもと思いました。精いっぱい頑張ることが“親孝行”につながると思った」と明かした。 生みの親である母への思いもあった。メンディーは「僕はハーフでアメリカ生まれです。小学校1年生の時に離婚して母子家庭でした。父とはそれ以来、会っていなくて、生きているかも分からない状況です」。小学校の頃に母からもらった手紙が心に残っていたようで、「『メンディーには日本と世界の架け橋になってほしい』と。その言葉がすっと心に入って来た。漠然と自分はそうなると思っていた。今の自分が日本と世界の架け橋になれるか。自問自答しても、合格点には届きませんでした。自分のルーツをたどっていくと、世界で活躍したいと思う様になりました。何を言っているんだと言う方もいるかもしれない。世界のエンターテインメントの中で戦い、人生一度きりで挑戦したい。それが両親の恩返しになるのかな。これが退所の理由です」と語った。 メンディーは4月30日に公式サイトで退社を報告。「何者でもないどころか出来の悪い僕にチャンスを与え、愛を持って一から育ててくださったHIROさんをはじめ、事務所のスタッフの皆さん、GENERATIONSメンバー、先輩の皆さんや後輩たちに感謝をしてもしきれません。これからも芸能活動、エンタテインメントの世界に携わって参ります」とつづっていた。 メンディーはGENERATIONSの他にも、EXILE、ヒップホップユニット「HONEST BOYZ」、7人組ユニット「EXILE B HAPPY」を兼務しているが、6月25日をもっていずれも卒業する。
報知新聞社