ツアー・オブ・ジャパンに向け準備進む 小学生と園児が応援旗作る【長野県飯田市】
国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン2024」(TOJ)・綿半信州飯田ステージ(23日)に向け、開催地の長野県飯田市下久堅で準備が進められている。10日は下久堅小学校の全校児童116人と園児、住民が応援旗を作った。 日本、英国、トルコ、マレーシア、タイなど出場チームが拠点とする8カ国の旗、飯田が応援する「JCL TEAM UKYO」の旗の隅にのりを付けて棒と貼り合わせ、700本を製作。200本は学校で使い、残り500本は会場で当日配る。 昨年までは新型コロナウイルス感染症の影響で、各教室に分かれて製作していたが、今年は体育館に全校児童が集まった。出来上がったたくさんの旗を見た教職員は「みんなで一緒に作れると雰囲気が盛り上がる」と話した。 下久堅小では応援に使う大旗を4年生が用意しているほか、コース上にチョークアートを描いたり、6年生が表彰式でプレゼンターを務めるなどして大会を盛り上げる。 競技のスタート・ゴール地点は学校前となり、児童は敷地内からかぶりつきで観戦する。児童会長(11)は「とても貴重な体験ができる。プレゼンターを務める今年は特に貴重な体験」と笑顔で話した。