甲賀市の小学校で地元企業が出前授業
びわ湖放送
甲賀市の児童たちが31日、地元企業による出前授業を受け、ものづくりの魅力などについて学びました。 出前授業は、社会科授業の一環として、信楽小学校の5年生児童およそ40人を対象に行われ、甲賀市内にあり、自動車や冷蔵庫などに使われているモーターのエナメル線を製造している「住友電工ウインテック」の社員2人が講師を務めました。 教壇に立った社員は、「外側からは見えないけれど、なくてはならないものを作っています」などと製品について説明しました。このほか、工場から出る水は安全な状態にしてから外へ出していることなど、環境保全に取り組んでいることも紹介されました。 また授業では、製造業を楽しく学んでもらおうと、配られた手順書に従ってブロックを配置していく体験もあり、児童らは班ごとに早く完成させるように、それぞれ工夫しながら取り組んでいました。
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