座礁の巡視船「えちご」約20億円かけ修理完了 約2年ぶり新潟港に復帰【新潟】
新潟海上保安部の巡視船「えちご」が修理を終え、約2年ぶりに新潟港へ戻りました。 去年1月、柏崎沖の浅瀬に乗り上げる座礁事故を起こした巡視船「えちご」は14日午前11時ごろ、新潟港に入港しました。約20億円をかけ修理が完了し、今月10日に新潟港へ入港する予定でしたが、エンジンのトラブルで延期されていました。 新潟海上保安部の松本孝典海上保安部長は「海の安全を守るべき海上保安庁の巡視船が事故を起こしてしまったことを重く受け止めている。定期的な点検に努めて事故防止を図っていきたい」と話しました。安全運航のマニュアルの活用や基本事項の徹底などで再発防止に努めるとしています。