伊勢崎市の民家の敷地で血を流した男性死亡、墓地には切り傷負った男性…軽乗用車には重傷の2人
3日午前1時20分頃、群馬県伊勢崎市上諏訪町のアパートで、「外国語でもめている」と近隣住民から110番があった。伊勢崎署員が駆けつけたところ、近くの民家の敷地でインドネシア国籍の住所・職業不詳アブドゥルロフマンさん(37)が血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。背中や腕に刃物によるとみられる傷が複数あることなどから、県警は殺人事件として捜査している。
発表によると、アパートから南東約200メートルにある墓地では、同国籍の住所・職業不詳の男性(24)が肩に切り傷などを負い、倒れていた。さらにアパートの西約1キロでは、駐車場に止まった軽乗用車内で重傷を負った外国人とみられる男性2人が見つかり、県警が関連を調べている。
アパートの近くに住む20歳代男性は「『うー』と痛がっているような男性の声を聞いた。小さい子供がいるので、犯人が捕まらないと心配だ」と話した。