「こんな子供持てて幸せだよ」両親から山下美月へ 8年前突然の“別れ”も最高の孝行娘…乃木坂卒業
乃木坂46の山下美月(24)が12日、東京ドームで卒業コンサートを開催した。2016年に3期生として乃木坂46に加入して以降、3曲でセンターを務めるなどグループを引っ張ってきたエース。5万人を前に目を潤ませながら、アイドル人生の幕を下ろした。 * * * * 7日に実施した本紙の単独インタビューでは、家族への思いも語っていた。 高校2年生で乃木坂46に加入すると、仕事のために転校して一人暮らしを始めた。両親にとっては、一人っ子だったかわいい娘との突然の“別れ”。当時について「クラスメートだった子たちよりも何年も早く子離れしなきゃいけなくなった。家族は絶対に気持ちの整理ついてなかっただろうなって思います」と振り返った。 そこから約8年。今回の公演が決まると、家族からメッセージが送られてきた。「『東京ドームで卒業コンサートをするなんて、親としてはこんな子供持てて幸せだよ』って言ってくれて…」。ニコッと笑って明かした。「結構、ぐさっと刺さりましたね。自分の頑張りが結果的に親孝行になってたんだなっていうことを実感できました」。ファンにとっては最高のアイドル。両親にとっては最高の孝行娘だった。(松下 大樹)
報知新聞社