米人気俳優(39)、子どもを持つことを「お気楽」に捉えている男性に一言。自身は「子どもはもたない」と公言
映画『トワイライト』シリーズや『ピッチ・パーフェクト』への出演で知られる、俳優のアナ・ケンドリック(39歳)。先日彼女は、再び「子どもをもたない選択」について語り、男女間に存在するダブルスタンダード(二重基準)についての自身の考えを明かした。 【写真】「親になりたいと思ったことは1度もない」。子どもを「産まない」選択をしたセレブたちのホンネ
男女間に存在する二重基準
以前から子どもを持つことについて、「母親業は私には向かない」など率直で正直な考えを明かしてきたアナ・ケンドリック。『Flow Space』のインタビューでは、「子どもが欲しいという話をするときに男性がよく使う言葉」について語り、子どものいない男性と女性の間に存在するダブルスタンダードについて明かした。 「最近、『将来子どもが欲しい』と話す男性たちの会話を思い返していて、ふと思ったの。彼ら(もちろん全男性ではなく、一定の方々)は『いつかの日か、子どもたちが元気に庭を走り回るのを穏やかに眺める、そんな日が来るんだよ』なんて気軽に言うの。でも女性から、そんなニュアンスで軽々しくそのフレーズを聞いたことはない。彼らは、そういう"よくあるイメージ"から、悪気なく言っているようだけど」。 「よくわからないけど、この言葉は本当に私を嫌な気分にさせる何かがあるの。共働きなのに、夫が子どもの世話を『僕も手伝うよ』と言っているのを聞くようなもの。いつも何か言いたくなるんだけど、『私は子どものいない猫好きおばさんだから、まあ何も言うつもりはないけどね』って感じなのよね」。 学術雑誌『Journal of the American Medical Association』が発表した研究結果によると、アメリカでは現代女性の生殖年齢が35歳から37.1歳に上がっているが、妊娠の可能性が年々低くなっていくことから、不安を感じている女性も多い。あるメディアは、アナのこの発言は「男性が子どもを持つことを思い描く、あるいは思い描かないことの"お気楽さ"を完璧にとらえている」とも表現している。