NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でタイ子を演じる藤間爽子さん（C)NHK

　趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第91回が2月9日に放送され、スズ子（趣里さん）の幼なじみのタイ子（藤間爽子さん）が久々に登場し、視聴者の間で話題になった。 【写真特集】俳優と日本舞踊家の“二足のわらじ”　藤間爽子、あでやかな着物姿！

　第91回では、羽鳥（草なぎ剛さん）の気合が入った稽古（けいこ）に臨むスズ子（趣里さん）だが、娘・愛子の世話をするため、何度も中断することになってしまう。このままでは稽古にならないと悩む一同だったが、いい解決策が浮かばない。そんな時、茨田りつ子（菊地凛子さん）が稽古場を訪ねてきて、愛子の子守りを買って出る。

　稽古を終えたスズ子が、りつ子と山下（近藤芳正さん）と歩いていると、第90回（2月8日放送）で出会った靴磨きの少年、達彦（蒼昴さん）が現れる。スズ子は「今日はな、ものすごい靴履いた人、連れてきたでえ。よう磨いたって」と言い、りつ子の靴を磨くよう達彦に頼んだ。そのやり取りを物陰から見つめていたのが、タイ子だった。

　タイ子はスズ子の親友で、スズ子が音楽の道に進むきっかけを作った人物。スズ子が最初に憧れる花咲少女歌劇団の存在を教えてくれたのもタイ子だった。スズ子は花咲を受験し不合格となるが、その後、梅丸少女歌劇団（USK）に入団。一方、タイ子は芸者になり、スズ子の母、ツヤ（水川あさみさん）の葬儀で再会した際には妊娠していることを告げ、夫と東京で生活する予定だとスズ子に伝えていた。

　本編終了後に公開された第20週「ワテかて必死や」（2月12～16日）の予告編にも、タイ子が登場。タイ子はスズ子に「他人のあんたには関係ない！」と言い放ち、スズ子が「一体何があったんや」と動揺する場面が収められていた。

　SNSでは「タイ子ちゃん闇落ちかあ……」「予告からすると苦労してるんだろうな。体調も悪そう」「訳ありな感じ」「タイ子ちゃんがめっちゃ心配」「靴磨きの少年、何かスズ子とつながっていきそうと思ったら、母はもしやあのタイ子ちゃん！？」といった声が上がった。