黒人初のアカデミー賞助演男優賞、ルイス・ゴセット・Jr.が87歳で死去
黒人として初めてアカデミー賞の助演男優賞を獲得したルイス・ゴセット・Jr.が、現地時間3月28日にアメリカ・カリフォルニア州サンタモニカで死去したとIndieWireなどが報じた。87歳だった。死因は明かされていない。 【画像】ルイス・ゴセット・Jr.が出演した「カラーパープル」ポスタービジュアル 1936年5月27日にアメリカ・ニューヨークで生まれたゴセット・Jr.。舞台俳優として活躍していた彼は、1961年製作の映画「レーズン・イン・ザ・サン」で長編映画デビューを果たす。1982年にはリチャード・ギア主演作「愛と青春の旅だち」で鬼軍曹を演じ、第55回アカデミー賞、第40回ゴールデングローブ賞の助演男優賞に輝いた。 近年では、2024年に日本公開された「カラーパープル」のリメイク版に参加。主人公セリーの横暴な夫・ミスターの父に扮した。そのほかの主な出演作に「ザ・ディープ」「理想の夫婦のつくり方」「ジョーズ3-D」「ブルー きみは大丈夫」などがある。彼の自伝「An Actor and a Gentleman(原題)」はベストセラーとなった。 (情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)