ヘリコプターや空砲放つ戦闘訓練実演の迫力に大きな拍手…陸上自衛隊・別府駐屯地創立67年記念の催し
陸上自衛隊別府駐屯地の創立67年を記念する催しが24日、大分県別府市鶴見の同駐屯地で開かれた。家族連れら約6000人が訪れ、行進や訓練の様子を見学した。 【動画】東京芸大卒の女性歌手、陸上自衛隊西部方面音楽隊に入隊(2022年)
同駐屯地は1957年12月、米軍が駐留していた同市野口原に開設。78年に現在地に移駐した。
式典では、別府駐屯地司令の小林直基1等陸佐が、「『地域と共に』をモットーに、さらに信頼され、愛される駐屯地となれるよう精進していく」とあいさつ。続いて、隊員約350人らがパレードを披露した。
戦闘訓練の実演も行われた。ヘリコプターから隊員が地上に降り立ったり、車両が炎をあげて空砲を放ったりし、迫力ある訓練に来場者からは大きな拍手が送られた。家族で訪れたという同県国東市のパート従業員(36)は「いざというときのために私たちを守る訓練をしているとわかった」と話した。