夏川椎菜らが能舞台でイプセン劇、深作組の最新作「人形の家」が開幕
東京・銕仙会能楽研修所で上演される「ノラ-あるいは、人形の家‐」が本日5月23日に開幕。能舞台上で展開する本作の舞台写真が到着した。 【画像】「ノラ-あるいは、人形の家‐」より。(撮影:阿部章仁)(他4件) 本作は、2021年よりドイツ戯曲を上演してきた深作組の最新作。今回は、マリー・フォン・ボルヒがドイツ語訳したイプセン劇「人形の家」を“ドイツ・ヒロイン三部作”の第1弾として立ち上げる。大川珠季が翻訳・ドラマトゥルク、深作健太が演出を担当。劇中では、現代のベルリンを舞台にクリスマスの3日間の物語が描かれる。 声優の夏川椎菜がノラ役を務めるほか、川久保拓司がクログスタ役、宮地大介がトルヴァル役で参加。そのほかの出演者に高山のえみ、塩谷亮、荻沼栄音が名を連ねた。 上演時間は約1時間40分。公演は5月26日まで。その後、6月1・2日に茨城・水戸芸術館 ACM劇場でも上演される。 ■ 「ノラ-あるいは、人形の家‐」 2024年5月23日(木)~26日(日) 東京都 銕仙会能楽研修所 2024年6月1日(土)・2日(日) 茨城県 水戸芸術館 ACM劇場 作:ヘンリック・イプセン ドイツ語訳:マリー・フォン・ボルヒ 翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季 演出:深作健太 音楽・演奏:西川裕一 □ キャスト ノラ・ヘルメル:夏川椎菜 ニールス・クログスタ:川久保拓司 クリスティーネ・リンデ:高山のえみ ドクトル・ランク:塩谷亮 へレーナ:荻沼栄音 トルヴァル・ヘルメル:宮地大介