テレ東ドラマ「星屑テレパス」（4）リアリティーで原作ファンを魅了
25日スタートのテレビ東京ドラマ「星屑テレパス」（深夜0・30）の撮影では、本格的なロケットの打ち上げが行われている。 女子高生がロケット製作に取り組む様子を描いた青春群像劇。出演者には事前にモデルロケットの講習を行うなど、細部にまでこだわっている。中村晋野プロデューサーは「設定の部分でのリアリティーというのは、できる限りこだわった方が原作ファンの方に伝わると思いました」と理由を語った。 ロケット製作には「日本モデルロケット協会 東海モデルロケットクラブ」が協力。実際の規則に適合した本格的なモデルロケットを打ち上げている。昨年、高校日本一を決める「ロケット甲子園」を制した横浜サイエンスフロンティア高、同付属中も取材協力として参加。同校は女子だけで構成されたチームの最高位「ロッキード マーティン賞」も受賞しており、作品の設定と重なる部分がある。 中村氏は「ロケットを打ち上げる様子は壮大です。ディテールも楽しんでいただきたいです」と太鼓判。こだわりの飛翔体が作品のスケールを大きく広げる。 （この項終わり）
