愛工大・中村優斗が5連続三振でアピール 侍ジャパン大学代表選考合宿
ハーレム・ベースボールウイーク(7月12日開幕、オランダ)などに出場する侍ジャパン大学代表の選考合宿が22日、神奈川・平塚市で46人が参加して始まり、紅白戦形式(7回制)で3試合を行なった。24日まで行われ、24人が選出される。 今春侍ジャパンに選ばれていた愛工大の最速159キロ右腕・中村優斗投手(4年、諫早農)が第1試合の七回に、変則的にA、B両チームに投げ、2回無安打5三振無失点に抑え、選考関係者はもちろん、ネット裏のスカウトをうならせた。 中村は、「(昨秋の)松山合宿で打たれた西川(青学大)から三振がとれてよかった。本音は160キロを出して最速を更新したかったけど、カットボールがよくて、バッターを抑える仕事ができた」と笑顔で話した。 視察した日本ハムの栗山チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は、「自分の大学時代以来、大学の合宿を見るのは、何十年ぶりかな。当時は地方の大学とレベルの差があったと思うが、レベルが全国的に非常に上がった。中村君とか楽しみ。日本の野球、投手は前へ行っている」と全体的に評価をしていた。