4.1mの電動クロスオーバー 新型「ミニ・エースマン」日本登場! 今後登場する“新世代ミニ”のラインナップとは
これから登場する“新世代ミニ”シリーズとは
新型ミニ・エースマンを含め、新世代ミニ・シリーズの大きな3本柱が日本に投入された2024年は、すべてのミニ・ファミリーが刷新されるとになるといいます。 今後は一体、どんなモデル展開が予想されるのでしょうか。
まず終売となったミニ・クラブマンですが、その受け皿となるニューモデルの情報は、現時点ではありません。 このため、しばらくは新型ミニ・エースマンと新型ミニ・カントリーマンが担うことになりそうです。 今後登場するミニの新型としては、2024年6月に開催されたニュルブルクリンク24時間耐久レースで、ハイパフォーマンスモデルである「ジョンクーパーワークス(JCW)」の3ドアハッチバックのプロトタイプが、お披露目されました。 このJCWは、2024年10月に初公開され、EVとエンジン車のふたつが用意されるといいます。 ただし、現時点で明らかになっているのはここまで。 ただ現代ミニ・ラインアップで欠かせない存在となっているのが、胴長のダックスフントスタイルと後席ドアを持つ実用性で人気の高い「5ドアハッチバック」とファッション性の高さでも評価されるオープンカー「コンバーチブル」の2モデルです。 これらの新世代モデルについての情報はありませんが、その人気の高さを鑑みれば、このまま消滅するとは考えにくいのも確か。JCW同様に、年内に新型の何らかの情報が明かされることを期待したいものです。 ※ ※ ※ 新型ミニ・エースマン発表会のために来日した、ミニ・インテリアデザイン責任者のセバスチャン・クリュスさんに、新世代ミニ・シリーズの差別化について尋ねてみました。 クリュス氏は「エクステリアでは、新型ミニ・エースマンの直立したドアパネルは、他のミニ・シリーズとのデザイン差別化のひとつです。シンプルなデザインのインテリアでも、ボクシーなダッシュボードデザインとし、新型ミニ・クーパー3ドアよりも直立させています。また新MINIの特徴的なステアリングのストラップと合わせるように、ダッシュボードにもストラップデザインを配置しているのもエースマンだけ。またクールなトリムデザインも、ファンキーなキャラクターを良く表しています」と教えてくれた。 クラシックミニを限定としたシンプルなインテリアが特徴的な新MINIシリーズですが、その背景には、オリジナルへのリスペクトに加え、サステナブルであること重視したクルマ作りにあるそう。 そこで部品点数を削減したり、サステナブル素材を取り入れたりと、様々な取り組みを行っています。 ただシンプルなものほどデザインや開発は難しいそうで、従来の2倍以上の時間が必要なケースもあるとのこと。ただミニのデザインチームは、アットホームな雰囲気で、チームワークも良いとのことです。 日々、楽しいと思ってもらえるミニを作るために、皆が楽しみながら仕事をしていることを教えてくれました。
大音安弘