夏休み明け前後に気持ちが不安定になる子どもが増える傾向があるとして、加藤勝信厚生労働相は29日の記者会見で「1人で悩みを抱え込まず、身近な人や相談窓口に相談してほしい」と呼びかけた。子どものそばにいる人には、様子が普段と違うと感じたら、優しく声をかけるなど目配りをすることを求めた。 自殺対策基本法は9月10～16日を自殺予防週間と位置付けており、加藤氏は、JR東日本と連携し電車内の広報で相談窓口の周知を進めるとともに、相談支援体制を拡充すると説明。「声をかけ合うことで不安や悩みを和らげることができるかもしれない」と述べた。
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