【POG】美浦Wで1F10秒9!ミリオンローズのデビュー戦が楽しみ(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 先週のオークスはチェルヴィニアが桜花賞13着からのリベンジに成功。見事、樫の女王に輝きました。筆者も指名していた馬なので、指名馬のG1勝利はレガレイラのホープフルSに続いて2勝目。今シーズンは本当にいい結果を残せてホッとしています。そしていよいよ今週は日本ダービー!!指名馬はレガレイラ、ダノンエアズロックの2頭が出走しますが、それとは別に競馬の祭典を心から楽しみたいものです。 さて来週から始まる新馬戦ですが、6月2日の東京芝1600m(牝馬限定)に横山武で予定するミリオンローズ(牝、萩原、父スワーヴリチャード、母マンビア)が今週の美浦Wで派手に動きました。6F84秒7-37秒4-10秒9は優秀です。同レースにモレイラで予定しているエンブロイダリー(牝、森一、父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー)も好タイムを出しましたね。 カルデライト(牝、森一、父ナダル、母コーディエライト)は6月2日の東京芝1400mにルメールで予定。こちらも優秀な時計を出しています。 サトノカルナバル(牡、堀、父キタサンブラック、母リアリサトリス)、ソロモン(牡、堀、父ミッキーアイル、母シロインジャー)が美浦に帰厩してきました。まだデビュー戦は発表されていませんが、東京開催の後半あたりになりそう。どちらも「POGドラフト会議」に登場してきた馬ですからね。早期デビューに期待したいところです。 チェルヴィニアの半弟アルレッキーノ(牡、国枝、父ブリックスアンドモルタル、母チェッキーノ)、プリモシークエンス(牡、木村、父エピファネイア、母プリモシーン)も帰厩。前者は東京3週目、後者は3回東京開催でのデビューを目指すとのことです。(馬サブロー美浦支局・木村)