“打つ整形”として人気を誇る【ヒアルロン酸注入】やり続けるデメリットを医師が解説!
その即効性にはまり、愛好者が急増している美容医療。でもそれってやり続けていいの? 失敗しないの?今回は、不動の人気を誇る「ヒアルロン酸注入」についてプロに直撃! 〈施術画像も!〉今韓国で行くべき【美容クリニック5選】
美容医療を知り尽くしたプロ
慶田朋子先生 銀座ケイスキンクリニック院長・美容皮膚科医 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。オーダーメイドな美容医療を求め、多くの美容に悩む女子が相談に訪れる。わかりやすい解説はメディアでも大好評。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)ほか。
“打つ整形”として不動の人気を誇る【ヒアルロン酸注入】
\どんな美容医療?/ しぼんだパーツをふっくら整えて若返る ヒアルロン酸注入はしぼんだ目元や頬、額をふっくらさせたり、シワやくまの改善など、汎用性が高い施術法。注入した製剤が1年~1年半かけて分解されるときに、コラーゲン線維が増えるので、老化予防にもなる。
ココに注意!
1本5万円以下は要注意 慶田朋子先生 1本5万円がギリギリOKのライン。それ以下は要注意です。ヒアルロン酸を生理食塩水で薄めて使用していたり、安価なボディ用のヒアルロン酸を使用しているというケースも。安すぎる価格には裏があります。
製剤名を確認しリスクを回避
慶田朋子先生 注入の失敗やアレルギー反応が出た場合、使用したヒアルロン酸の製剤に合った溶解剤を使って溶かす必要があります。何の製剤を使用したか確認しておけば、ほかの病院に行かざるをえないときにも安心です。
打つ量が多いと顔が大きくなる!?
慶田朋子先生 ヒアルロン酸は1年半ほどで分解されるといわれますが、完全にはなくなりません。注入は1回1~3本が目安。打つ量が多いと残った製剤で顔が大きくなったり、パーツがふくらみすぎるケースもあります。
\やり続けていいの?/
3~5年に1回で老けづらくなる 慶田朋子先生 ヒアルロン酸は注入後すぐにふっくらとして効果を実感できます。それだけでなく、長期的にはヒアルロン酸が周りの細胞を刺激してコラーゲンを増やし、肌の質を底上げ。ただし、再生力が高い20代は間隔をしっかり空けて。3~5年に1回の注入でも十分老けづらくなります。 イラスト/大窪史乃 取材・文・構成/山本美和 Edited by 岡部 奈央子
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