北陸放送

冬場に増加傾向があるノロウイルスなどの食中毒を予防するため、石川県金沢市内の飲食店では調理器具などの衛生検査が12月1日から始まりました。 【写真を見る】ノロウイルスなどに細心の注意を 食品年末一斉取り締まり始まる 金沢市内の寿司店には営業開始前に保健所の職員4人が訪れました。 調査では職員がまな板や扉の取っ手をふき取り汚れ具合を調べたり、食材にアニサキスを確認するライトを当てたりしながら、店員に衛生面でのアドバイスを行いました。 金沢市保健所 次郎間 英明 衛生指導課長:「県外でも大規模な食中毒が発生した。こういうことが金沢市内・石川県内で発生しないよう事業者と協力しながら食中毒対策にあたっていきたい」 今年に入り金沢市内ではノロウイルスが5人、アニサキスによる食中毒が3人確認されています。 金沢市保健所では12月末までに大規模調理施設や魚介類を扱う飲食店など約600件の立ち入り調査を予定しています。