【阪神】前川右京、念願のプロ1号「知らない投手だったけど…」今季初の猛打賞につながった同僚の助言に感謝
◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ5×―4阪神=延長10回=(31日・ZOZOマリン) 【動画】前川右京の記念すべきプロ1号 阪神・前川右京外野手が念願のプロ1号を放った。1―3で迎えた6回無死一塁の第3打席、美馬の高めに入った直球を完璧に捉えた。右翼席へ飛び込む同点2ランだ。通算196打席目で快音を響かせ、「やっと打てた。長すぎた。(ホームランボールは)家族に渡したい」と安どの表情で振り返った。 4回には先頭で右翼線二塁打、7回2死二塁では勝ち越しの右前適時打で昨年6月27日の中日戦(甲子園)以来の猛打賞をマーク。「知らないピッチャーだったんですけど、(対戦経験のある)なべさん(渡辺)から『振りに行きながらに行った方がいいんちゃう』と話してくれた。それで結果がついた」と同僚の助言に感謝した。 自身は9回に代打を送られ、チームは逆転負け。後味の悪い敗戦に「勝ちたかった」と本音がこぼれた。
報知新聞社