若者の骨髄ドナー登録を増やすため…高校生が同級生に登録呼び掛け 岡山・浅口市
KSB瀬戸内海放送
若者の骨髄ドナー登録を増やそうと、岡山県浅口市の高校での講演会が開かれました。 【写真】講演会の様子
おかやま山陽高校で開かれた講演会は、各教室をオンラインでつないで行われ、3年生約310人が参加しました。 日本骨髄バンクの普及員で講師を務め、骨髄移植を希望する人の約半数しか手術を受けられていない現状などを説明しました。 日本骨髄バンクによると、骨髄ドナーの登録ができるのは18歳から54歳の健康な人です。2022年3月末時点で全国の約54万人が登録していますが、このうち30歳未満は16.8%にとどまっています。 (生徒は―) 「このような説明を聞いて周りにも広めていきたい」 「自分の血液や骨髄が必要とされていることを感じて、骨髄バンクにも登録したいと思った」 生徒の一部は、ドナー登録を希望する人に説明ができる資格を持っていて、講演会の後、同級生に登録を呼び掛けました。 (おかやま山陽高校3年 日本骨髄バンク 説明員/馬谷美好さん) 「知ってくださる方が少ないのが現状なので、正しく骨髄バンクのことを周知できるように、今後も活動していきたい」
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