【J1順位表】神戸が鹿島に5発大勝で首位キープ 新潟は2点差ひっくり返す大逆転劇 広島&浦和の好調続く
J1第8節の9試合が15日に開催されました。 ◆広島3-0横浜FC 唯一開幕から7試合勝利のない横浜FC。 前半3分、ゴール前のカプリーニ選手が受けて、最後は小川航基選手がネットを揺らします。しかしVARの結果、カプリー二選手のハンドの判定でゴールならず。 すると後半は広島に3ゴールを許し完封負け。横浜FCは開幕8試合で0勝2分け6敗で最下位のまま。一方の広島は5連勝と絶好調です。 ◆新潟3-2福岡 まず前半、流れをつかんだのはリーグ戦6戦負けなしと好調の福岡。紺野和也選手が右サイドの積極的なドリブルからPKを獲得し、自ら決めて先制。さらにCKから小田逸稀選手の滞空時間の長いヘディングで追加点で2-0とリードを広げます。 しかし後半は、新潟MF伊藤涼太郎選手の独壇場。壁が割れたところのコースを通す鮮やかなFKで1点目。アディショナルタイムには味方とのワンツーからのミドルシュートで2点目。さらに試合終了間際に3点目となるハットトリックを達成。 ホームの新潟サポーターを熱狂させる大逆転劇で、リーグ戦4試合ぶりの勝利です。 ◆浦和4-1札幌 今季初の埼玉スタジアム2〇〇2で試合を行った浦和。ホームの大声援を受ける中、後半に試合を動かします。 インターセプトしたDFアレクサンダー・ショルツ選手がそのまま持ち上がり攻撃参加。ゴール前に入り込み先制ゴールを奪います。 さらに昨季札幌でプレーしていた興梠慎三選手がPKを決めて追加点。最終的に4ゴールを奪った浦和は6戦負けなしで順位を4位に上げています。 ◆名古屋2-1川崎F 今季ここまで13位と波に乗れない川崎F。前半に名古屋のキャスパー・ユンカー選手、マテウス・カストロ選手にゴールを許し、2点を追いかける展開となります。 後半、宮代大聖選手のゴールで1点差に迫るも追いつくことはできず。川崎Fはこれで8戦で2勝2分け4敗と、苦しい戦いが続いています。 ◆湘南1-1横浜FM 前節5ゴールを奪った横浜FMは後半、敵陣で湘南のパスを水沼宏太選手がカット。すかさずアンデルソン・ロペス選手へラストパスを送り先制ゴールを奪います。 しかしその後、途中出場の湘南・鈴木章斗選手にクロスから合わせられ失点。試合を通して両チーム多くの決定機を作りましたが、勝利を手にすることができず、引き分けに終わっています。 ◆鳥栖1-1柏 ホームの鳥栖は0-0で迎えた後半、MF長沼洋一選手がカーブをかけた正確なミドルシュートで先制。 しかしその後、前節今季初勝利を挙げた柏が反撃。カウンターから華麗なパスワークで鳥栖ディフェンスを翻弄(ほんろう)。最後はシュートの こぼれ球をマテウス・サヴィオ選手が押し込み同点ゴール。試合は引き分けに終わりました。 ◆神戸5-1鹿島 リーグ戦3連敗中の鹿島は、ホームで首位神戸に為す術なく敗れました。 前半に大迫勇也選手、武藤嘉紀選手のヘディングで2失点。後半にも大迫選手、佐々木大樹選手、武藤選手と決められ、合計5失点の大敗。 これで鹿島は4連敗で順位は15位。試合後には鹿島サポーターと選手たちが言い合うシーンが見られました。岩政大樹監督は「勝てないのは僕の責任だと思いますので、僕が色々とやらなければいけないことが多い」と話しています。 ◆C大阪2-1FC東京 リーグ戦3試合勝利のないFC東京は1点を追いかける後半。右サイドからの速いクロスに渡邊凌磨選手が胸トラップからのボレーシュート。スタジアムを大きく沸かせるスーパーゴールで同点に追いつきます。 しかしその後、C大阪・奥埜博亮選手にこの日2ゴール目となる決勝点を許し敗戦。FC東京はリーグ戦4試合勝利なしとなっています。 ◆京都2-1G大阪 リーグ戦2連敗中の京都は、右サイドからのクロスに豊川雄太選手が合わせて先制。 その後、1度は同点に追いつかれますが、後半パウリーニョ選手が前線からの守備でボール奪取。最後はパスを受けたパトリック選手が決勝ゴール。京都は3試合ぶりの勝利、G大阪は今季初の連勝とはなりませんでした。