【高松宮記念】トウシンマカオ うなるような手応え 上昇ムードに高柳瑞師「動きは良かった」
「高松宮記念・G1」(24日、中京) トウシンマカオがきっちりと仕上げてきた。20日、美浦Wで追われ、馬なりながらもうなるような手応えで、6F85秒2-38秒0-11秒4をマーク。筋肉がくっきり見えるシャープな仕上がりだ。 高柳瑞師は「疲れを残さないよう、バランス良く。動きは良かったと思います」と自信ある表情。中2週とやや詰まったローテだが、上り調子で迎えたオーシャンSから、そのまま状態を上げていく調整過程を予定通りに描き切った。 課題は左回り。昨年は中京でのシルクロードSで4着。高松宮記念でも道悪の影響があったとしても15着と大敗している。「左回りと右回りに差があって、左が少し苦手。そこをうまくやってくれたらと思います。雨は多少なら大丈夫」とトレーナー。重賞2連勝の勢いに乗って、G1制覇に手を掛ける。