浦和、J2長崎に0―1完封負け! 相手1人退場の数的優位も…痛恨の失点でルヴァン杯敗退
◆YBCルヴァン杯▽1次ラウンド3回戦 長崎1―0浦和(22日19時・トランスコスモススタジアム長崎) 浦和はJ2長崎に0―1で敗れ、ルヴァン杯1次ラウンド3回戦で敗退した。 19日のリーグ・磐田戦(1△1)から中2日の過密日程で先発4人を変更。GK牲川歩見、DF酒井宏樹、FW興梠慎三、エカニットが入った。同44分にはDFショルツの縦パスからテンポ良くボールをつなぎ、エカニットのシュートはDFに阻まれた。ボールを保持して相手を押し込むものの、ゴールを割れない展開が続いた。 後半開始からFWチアゴサンタナ、DF佐藤瑶太を投入。同17分にはMF渡辺凌磨のシュートが相手に当たったボールを酒井がヘディングで狙ったが、相手GKに阻まれた。 後半25分、途中出場で日本デビューしたFWソルバッケンが長崎DFモヨマルコム強志から頭突きを受け、モヨが一発退場。1人多い数的優位となったが、後半33分に自陣ペナルティーエリア左からの相手クロスをFWフアンマにヘディングで決められ、痛恨の先制点を許した。 後半アディショナルタイムには、チアゴサンタナがGKとの1対1で左足の強烈シュートを阻まれた。終了間際、相手のハンドで得たFKでMF武田英寿の左足キックは相手に防がれ、無得点で試合を終えた。 浦和は昨年8月の天皇杯でサポーターによる暴動があったため、今年度の天皇杯への参加資格はく奪の処分を受けたため、今季の同大会は出場できず。唯一のカップ戦であるルヴァン杯で敗退し、残る大会はリーグ戦のみとなった。
報知新聞社