田崎史郎氏、国民民主党の「勇み足」と指摘 自民に譲歩案あったことを明かし「席を立つのは…」
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が23日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。国民民主党が訴えている「103万円の壁」の議論について、「来年2月下旬くらいまで続くと思います」と分析した。 【写真】国民民主党の税調会長を務める古川元久代表代行 自民、公明、国民民主の3党の税調会長が先週17日に会談したが、与党側の提案に対し、国民民主側が「話にならない」と10分で席を立って決裂した。178万円を目指す国民民主に対し、与党側は123万円で提示した。 田崎氏はこれに触れ、「自民は当日123万円より上で譲歩の余地があった」と明らかにした。「130万円を超えるぐらいまで挙げる可能性があった」という。国民民主の当日の対応については、「稚拙な部分。勇み足。自分たちのやっていることをアピールして強く出ようしているが、席を立つのはいかがなのか」と疑問を呈していた。