W杯アジア最終予選抽選 「日本が入ったのは厄介なグループ」と城氏
オーストラリアは過去の対戦成績が8勝8分7敗の相手。直近の試合は2年前、2014年11月に大阪で行われたキリンチャレンジカップでの対戦で2-1で勝っているが、昨年、オーストラリアはホームで開催されたアジアカップの決勝で、韓国を2-1で撃破してアジアナンバーワンの座をつかんだ。グループBの中での最大の強敵であることは間違いない。 また城氏が、要警戒と訴える中東のサウジアラビアとは、2011年1月にアジアカップで5-0で圧勝して以来の対戦となるが、UAEとは、昨年1月にオーストラリアが優勝したそのアジアカップで、アギーレ前監督の指揮の下、準々決勝で対戦して、120分間戦い1-1で決着がつかず、PK戦にもつれこみ敗れ、19年ぶりにベスト4を逃している。 城氏は、グループBを勝ち抜く条件をこう語る。 「実力的には格下となるイラク、タイの2ヶ国からは、確実に勝ち点「6」を奪い、中東の2ヶ国に関しては、アウェイ戦で、最低勝ち点「1」をキープするという敵地で戦うための戦術、戦略が求められる。最も重要なのは、9月1日のUAEとのホーム開幕戦。スタートが非常に大事で、絶対に勝たねばならない試合となる」 表のようにハリルジャパンは9月1日の開幕戦をホームでUAEを迎え、来年9月5日のアウェイでのサウジアラビア戦までの長いアジア最終予選に突入することになる。