宇和島・津島のみ自生「トキワバイカツツジ」観察会 保全へ環境整備考える(愛媛)
愛媛県宇和島市津島地域にのみ自生するトキワバイカツツジ(県レッドデータブック絶滅危惧IA類)の観察会が20日あり、愛好家や地元の高校生ら約20人が斜面の岩場に咲くかれんな花を楽しみながら、保全に向けた環境整備の在り方を学んだ。 トキワバイカツツジは1984年に発見された固有種で、この時季に3~4センチの花をつける。観察会は、市民団体「トキワバイカ*プロジェクト」が開き、生態などに詳しい喜多芳樹さん(66)がガイドを務めた。
愛媛新聞社