５年ぶりの綱引きを楽しむ市民ら＝5日、浦添市城間のサンパーク通り

　第29回城間松明（てーびー）大綱引（主催・同保存会、城間自治会）が5日、浦添市城間のサンパーク通りで開かれた。 　コロナ禍で中断もあり5年ぶりの開催となった。泉小公園前の道路では住民らを中心に舞踊や空手の演武が披露され、沿道から大きな拍手が送られた。 　宮城直自治会長は「各部会が手分けして準備を重ねてきた。五穀豊穣（ほうじょう）を願って始まった綱引きだが、無病息災、商売繁盛などそれぞれの願いを込めて綱を引いてほしい」とあいさつした。 　家族とともに訪れ、綱引きに参加した市内に住む50代の男性は「綱引きの再開を心待ちにしていた。家族の健康を願い思い切り綱を引いた」と笑顔で語った。　 （普天間伊織）