ABCテレビ

１７日深夜に発生した震度６弱の地震で、地震後に高知県が立ち上げた災害対策本部が宿毛市の誤った報告を受け、一時解散していたことが分かりました。 高知県によりますと、１７日深夜に高知県宿毛市で震度６弱の地震を観測したことなどを受けて、県は直後に災害対策本部を立ち上げました。 しかし、１８日午後３時４０分ごろに宿毛市から災害情報の共有システムを通して、「災害対策本部を解散した」と報告があったため、県の災害対策本部を解散しました。 １９日午後３時ごろに、市から報告が誤りであったと連絡があり、県は災害対策本部を再度立ち上げました。県によると市の災害対策本部が解散した場合、県の災害対策本部も解散する段取りだったということです。 県は災害対応の業務に支障はなかったとしています。 また、市から共有システムを通して報告があった際に、県は市に確認の電話をしていますが、報告が誤りだったとは気付かなかったということです。 県は「確認ミスが２度と起きないよう、再発防止策を講じていきたい」としています。