公立大学に恐竜学の大学院課程 福井県立大学が2029年度に設置方針
福井県は12月13日、福井県立大学で2029年度に恐竜学の大学院課程を設ける方針を明らかにした。25年度に開設する恐竜学部の1期生の進学を想定している。 12月定例県会の総務教育常任委員会で、理事者が県立大の第4期中期計画(25~30年度)策定に向けた方向性を示す中で説明した。 名称は「恐竜学研究科(仮称)」とし、29年度に2年間の博士前期課程を設け、その後に3年間の後期課程も設置する方針。定員は未定。 同大によると、現在は大学院生物資源学研究科に恐竜を含む古生物を学ぶコースを設けており、29年度以降は恐竜学研究科に統合する。県立恐竜博物館とも連携して古生物や地質、古環境などの学びを深めるという。
福井新聞社