スタイリストに聞いた、夏のワードローブから取り除くべき9アイテム(海外)
通気性の悪い合成繊維の服は夏に向かない
有名人のファッションスタイリストで、『スタイル・フォー・エブリバディ:エッセンシャル・ワードローブを作るためのガイド(Style for Everybody: A Guide to Curating Your Essential Wardrobe)』の著者キム・アペルト(Kim Appelt)は、「2024年の夏は通気性の悪い合成繊維は避けるべきだ」と語っている。 「コットンやリネンのような天然繊維の素材を取り入れるのが、暑くなる季節には理想的だ」
ベースボールキャップの代わりにランチャーハットやバケットハットを
ベースボールキャップは日差しを遮るのに役立つが、ヒューバーはこの帽子は少々退屈で時代遅れなものと感じるという。 「この帽子の代わりにランチャーハットやバケットハットを選べば、プールやビーチですぐに夏の雰囲気を出せる」とこのデザイナーは話している。 ランチャーハットやバケットハットはどちらも日避けのためのつばがあり、頭の部分は少し高くなっている。
ビーチサンダルはサポート力が足りない
ケンガーによると、ビーチサンダルは、多くの場面においてカジュアル過ぎるし、普段履きとして機能するほどのサポート力はないという。 「かかとやつま先を覆わないスライドサンダルや、ジュート縄の靴底のエスパドリーユは、快適さとスタイルの両方を提供してくれるし、さまざまな夏のアクティビティに適している」とケンガ─は話している。
カーゴショートパンツはゴワゴワして見栄えも悪い
ケンガーによると、カーゴタイプのショートパンツは夏の日にふさわしいカジュアルなアイテムではあるが、ゴワゴワして野暮ったいシルエットになることが多いという。 「この夏のエレガントなトレンドを追いたいのであれば、テーラードのバミューダやチノのショートパンツの方がスタイリッシュで幅広いシーンに適している」
典型的な「アスレジャー」からプレッピーな「テニスコア」へ
ヒューバーとチェンバーレインによると、この夏の新たなトレンドスタイルは、「テニスコア」だという。 スカート、タンクトップ、ドレス、アクセサリーなど、テニスコートで着るようなプレッピーなスタイル「テニスコア」は、運動着(アスレチックウェア)と日常のカジュアルウェアを組み合わせたスタイル「アスレジャー」のトレンドに取って代わりつつあるという。 「テニスコアは、夏にぴったりフィットし、夏の間何度も繰り返すことができ、トレンドに乗っているスタイルだ」とヒューバーは話している。
チープなジュエリーはコーディネートの邪魔に
今シーズンはチープなコスチューム・ジュエリーには別れを告げよう。アペルトはこのようなチープなジュエリーではなく、ミニマルで高品質なアクセサリーに置き換えてほしいと願っている。 「クラシックなダイヤモンドのスタッドや、パール、またはゴールドのフープのピアスを検討してみてはどうだろう。またネックレスはシンプルなゴールドか、細めのチェーンを数本重ねるのがお勧めだ」とアペルトは話している。
Cheyenne Lentz