西武先発の高橋光成（カメラ・池内　雅彦）

◆パ・リーグ　西武―楽天（２１日・ベルーナドーム） 　西武・高橋光成投手が２１日、本拠の楽天戦に先発し７回９３球を投げて４安打１失点、５奪三振の好投も、今季初勝利は次回登板にお預けとなった。 　今季２度目の登板。３回、石原の四球、辰己の中前打などで１死二、三塁のピンチを招くと、村林に右前適時打を許して、１点を先制された。７回２死から阿部に左翼に二塁打を打たれたが、石原を遊ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。 　２月中旬に右肩の張りを訴えて開幕から２軍で調整したため、今季初登板となった前回１４日のソフトバンク戦（ベルーナＤ）は６回１１１球を投げて９安打４失点、５奪三振で今季初黒星。降板後に熱中症による体調不良を訴えて病院に向かった。 　その後は順調に回復。熱中症でのアクシデントを経験し、今回の登板に備えて着用するスパッツを従来のロングサイズからショートサイズに変えた。「とても涼しくて良かったです」と暑さ対策は万全だったが、勝利には結びつかなかった。