シフィオンテクは2週目に進めず、プティンセバがキャリア2度目の世界ナンバーワン撃破で4回戦へ [ウインブルドン/テニス]
シフィオンテクは2週目に進めず、プティンセバがキャリア2度目の世界ナンバーワン撃破で4回戦へ [ウインブルドン/テニス]
シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がユリア・プティンセバ(カザフスタン)に6-3 1-6 2-6で敗れる番狂わせが起きた。 ~結果を随時更新中!~ウインブルドン2024|トーナメント表 2-3からサービスダウンを喫して第1セットを落としたプティンセバは第2セット1-1から9ゲーム連取で主導権を奪い返し、1時間59分で過去4試合で1セットも取れなかったシフィオンテクから初の金星を挙げた。 29歳のプティンセバが世界ランク1位の選手に勝ったのは、2019年6月にバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)の2回戦で大坂なおみ(フリー)を倒して以来でキャリア2度目となる。 同大会に4年連続5度目の出場となった23歳のシフィオンテクは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。第1シードで臨んだシフィオンテクは4試合を勝ち抜いたあと、準々決勝でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に5-7 7-6(5) 2-6で敗れていた。 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で3年連続4度目の栄冠に輝いたシフィオンテクは、グラスコートの前哨戦には出場せず今大会を迎えていた。 4月のマドリッド(WTA1000/クレーコート)から負け知らずだったシフィオンテクの連勝が「21」でストップし、プティンセバは前週のバーミンガム(WTA500/グラスコート)から続いている連勝を「8」に伸ばした。 同大会で初めて2週目に勝ち進んだプティンセバは次のラウンドで、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。 そのほかの試合では第17シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)との同胞対決を7-6(4) 6-2で制し、第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)はジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)が第2セット途中で棄権したためそれぞれ16強入りを決めた。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権 <大会6日目◎7月6日|主な試合結果> ■女子シングルス3回戦 ○5ユリア・プティンセバ(カザフスタン)3-6 6-1 6-2 ●1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] ○16エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[13] 6-1 6-3 ●11ベルナルダ・ペラ(アメリカ) ○25バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[31] 6-0 4-3 Ret. ●31ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン) ○41アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[17] 7-6(4) 6-2 ●48リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[15]
テニスマガジン編集部