キャベツが値下がり それでも1個215円と例年より約50円高い 今後も次第に値が下がるか 大須の価格
テレビ愛知
名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に野菜の価格について話を聞きました。
●キャベツ 1個 店頭価格215円(仕入れ価格 前週比-50円) 愛知県産のキャベツです。春キャベツは4月から6月頃、夏秋は7月から10月頃、冬キャベツは11月から3月頃と1年中、旬を迎えています。春キャベツや初夏キャベツは大玉ながら、水分量が多く柔らかい食感。冬キャベツ葉が固く煮崩れしにくいのが特徴です。 サノヤ担当者: 「関東地方の春先の天候不順で高値になっていて、東海地方も価格が高くなっていました。関東地方の出荷量が増え始め、全国的に仕入れ価格が下がりました」 ――例年と比べると高いですね。 「例年より1割から2割は高くなっています。梅雨入りになるので現状価格で推移するかと思います」
●ハクサイ 1/2カット 店頭価格215円(仕入れ価格 前週比-100円) 茨城県産のハクサイ。11月から2月の寒い季節が旬ですが、品種や作型・産地を工夫することで、春のハクサイは5月から7月、夏は8月から10月、秋冬は10月から翌年3月と、1年中出回ります。寒い時期に定植し、成長する段階で徐々に暖かくなってくる為葉が柔らかく甘みが凝縮されているのが特徴です。 サノヤ担当者: 「ハクサイの主な産地は茨城県です。関東地方の天候不順の影響を受けて高値になっていましたが、出荷量が増えて仕入れ価格も増えました。例年よりも2割程度高くなっています」
●ブロッコリー 1個 店頭価格215円(仕入れ価格 前週比±0円) 徳島県産のブロッコリーです。全国各地で時期をずらして栽培されていて、冷涼な気候を好むブロッコリーの旬は初夏と冬です。11月頃から3月頃は愛知県・埼玉県・群馬県など、7月頃から10月頃は北海道、5月頃から10月頃は長野県。 サノヤ担当者: 「毎年5月が産地リレーの境目になって高値になりますが、6月に出荷量が増えて価格が落ち着きました。全体的に、野菜の高騰は解消に向かいつつあります」
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