世界4位ズベレフ 2試合連続の完勝でウィンブルドン3回戦進出「本当に良い気分」<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク46位のM・ギロン(アメリカ)を6-2, 6-1, 6-4のストレートで破り、2年連続6度目の3回戦進出を果たした。 【シナー、ジョコビッチ、アルカラスら ウィンブルドン組合せ】 先月まで行われていた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではC・アルカラス(スペイン)に屈したものの準優勝を果たしている世界ランク4位のズベレフ。ウィンブルドンでは2017年と2021年に記録したベスト16が最高成績となっている。 今大会では1回戦で世界ランク64位のR・カルバレス バエナ(スペイン)にストレートで完勝し2年連続7度目の初戦突破を決めた。 そして2回戦、12本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。34本のウィナーを決めるなど開始から主導権を握り続けると6度のブレークに成功し、1時間34分で勝利した。 大会の公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されており「コート上では本当にいい気分だった。彼(ギロン)は芝コートシーズンで本当にいいプレーをしてきた。ハレではA・ルブレフに勝った。だから集中しなくてはいけないと分かっていた。ストレートで勝つことができて本当にうれしい」と語った。 勝利したズベレフは3回戦で世界ランク42位のC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦で第28シードのJ・ドレイパー(イギリス)を7-6 (7-3), 6-4, 7-6 (8-6)のストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第13シードのT・フリッツ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。
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