【おしゃれな大人が2024年春に着たい服|ショートアウター編】3位はコム デ ギャルソン・オム
服好きたちが注目のアイテムを実際に試着しながら、デザイン、着心地、機能性など、さまざまな観点からシビアにレビューする人気企画「試着フェス®」をアップデート。アイテム別に10部門に分けたうえで、参加者65人が厳正に順位づけ。各部門でBEST3に輝いた選りすぐりだけを紹介します。何を買うべきかがひと目でわかる、春のマストバイリストです! 【写真】大人が選ぶべき「コム デ ギャルソン・オム」の新作春アウター6選をチェック!
表地にはエステルラミー素材という化学繊維を使いながら、ウールリネンのような風合いあるニュアンスに仕上げたブルゾン。かすかに施されたストライプがアクセントに。総裏仕様で、裏地にはオリジナルの「エステルストライプ」を採用した。ゆったりとした身幅で、着丈はやや短めにデザインされている。 津島大地(フォトグラファー):身幅はゆるいのに極めてシック。ギャルソンだからなせる技ですね! 柏原浩志(会社員):シルエットが立体的でいい! 裏地が「フォーエバー」ラインにありそうなブルーストライプなのもしゃれている。
BEST2|GABRIELA COLL GARMENTS×ÉDIFICE
ガブリエラ コール ガーメンツの新型に、ロロ・ピアーナの生地を使ったエディフィス別注。トラックジャケットにチョークストライプを配すことで、モードな雰囲気が漂う。 川辺圭一郎(TOMORROWLAND バイヤー):ロロ・ピアーナの生地を使ったトラックジャケットって… 綾瞳(会社員):フロントを開けたときのシルエットが美しい。無駄な装飾を排し、ストライプを採用する足し引きが秀逸。
BEST1|HYKE
アメリカ海軍の「WEP JACKET」をベースに、ベージュカラーと短丈のシルエットに仕上げたハイクらしい一着。PERTEX®の防水生地を採用し、透湿性と通気性を兼ね備えた。脇下のベンチレーションで体温調節が可能で、長い引き手もアクセントに。 安武俊宏(BEAMS オウンドメディアマネージャー):PERTEX®を使った薄い生地の落ち方がきれい。そして、めちゃくちゃ軽い! 生地が薄いと通常はジップを開けたときに襟が垂れてしまうが、それがいっさいなくしっかりと自立する。脇下のジップについたグログランテープの長い引き手は、動いたときの揺れ方がよい。テック系だということを忘れるくらい美しい。