佐々木朗希、ヤンキースは移籍候補ランク5位でも地元メディア、勝利に自信「面談の約束」「田中将大」 メッツとの面談は大都市OKの構え
ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)は19日(日本時間20日)、メッツと面談した。地元放送局SNYのアンディ・マルティノ記者が第一報を伝えた。それでも、メッツと同じニューヨークに本拠地を置くヤンキースの地元メディア「ザ・キングソース」は、若き豪腕をヤンキースが射止めると自信満々に報じた。 「他に佐々木朗希との面談の約束を取り付けているメジャー球団はヤンキースだけだ。しかも、佐々木にとって子供時代のアイドルだった田中将大がプレーしたメジャー球団は、ヤンキースだけだ。メッツでもドジャースでもパドレスでもカブスでもレッドソックスでもなく、ヤンキースだけなのだ」 ヤンキースのキャッシュマンGMは18日(同19日)、近日中にカリフォルニア州で佐々木側と面談する予定があるとコメント。正確な日時は伏せつつ、「すごい才能の持ち主であることは疑問の余地がない」と、獲得に意欲を見せた。ただし、ヤンキースOBの松井秀喜さんや田中が面談に同席するかどうかについては明かさなかった。 佐々木のウルフ代理人によれば、20球団以上が接触。多くの米メディアが西海岸のパドレスとドジャースを有力視している中、同代理人は、佐々木が日本の報道から精神的な打撃を受けているとして「中小規模市場のチームがいいのではないかと思う」と語っていた。 だが、佐々木はこの日メッツと面談。同代理人は同時に、佐々木が全米最大の人口約1900万人を誇るニューヨークでプレーする可能性について質問され、「十分にやっていけると思う」と語っていた。そのこともあり、17日の米ブリーチャーリポートは「佐々木の移籍候補ランキング」でヤンキースを5位に推している。ちなみに、1位はドジャース、2位パドレス、3位メッツ、4位カブスの並びになっている。
中日スポーツ