オリックス・杉本裕太郎が決勝タイムリー3塁打

◇プロ野球パ・リーグ　オリックス6－4楽天(17日、京セラドーム) 優勝マジック『7』とする首位オリックスの先発は、今季10勝で3試合連続無失点中の宮城大弥投手。しかし立ち上がりとなる初回、楽天4番の浅村栄斗選手にリーグトップタイとなる24号2ランホームランを浴び、30イニングぶりの失点を喫します。 それでもオリックスは3回、2アウト２、3塁から3番森友哉選手が楽天先発の荘司康誠投手からライトへ2点タイムリーヒットで同点。さらにその後、再び勝ち越されるも4回にゴンザレス選手がライトスタンドへ10号ソロホームランで3－3と再び同点とします。そして6回には1アウト満塁のチャンスから、杉本裕太郎選手が センターへの犠牲フライで逆転し、先発宮城投手を援護します。 宮城投手は7回に2アウトランナー3塁のピンチを迎えるも、楽天の代打・伊藤裕季也選手をキャッチャーが構えたインコースへストレートで見逃し三振と粘りの投球。しかし宮城投手は8回1アウトから四球を出し、108球で降板。このピンチにオリックスは宇田川優希投手を送り込みますが、その後1アウト1、2塁から楽天5番岡島豪郎選手にセンター前へタイムリー安打を浴び失点で4－4の同点に追いつかれます。 それでもすぐさま反撃するオリックス打線。8回裏1アウト2塁から8番杉本裕太郎選手が左中間を破るタイムリー3塁打でまたも勝ち越し。さらに9番野口智哉選手の内野ゴロの間に1点を追加し6－4。粘る楽天を振り切り勝利を飾りました。 この日2位のロッテが西武に敗戦したため、オリックスの優勝マジックは5。早ければ20日の本拠地でのロッテ戦でリーグ3連覇が決まります。 【オリックス今後5試合の日程】 18日（月）楽天戦（京セラドーム） 19日（火）ロッテ戦（京セラドーム） 20日（水）ロッテ戦（京セラドーム） 23日（土）ソフトバンク戦（PayPayドーム） 24日（日）西武戦（京セラドーム）