日常使いできる除湿器、三菱電機が1日発売 新ブランド立ち上げ価値訴求
三菱電機が、除湿器の新ブランドを立ち上げた。空気清浄機能と脱臭機能を加えた1台3役の除湿器「美空感(びくうかん)」を3月1日に発売。空気清浄と脱臭機能を付けたことで年間を通じて使えるようにした。価格は税込み14万800円前後を想定する。 【関連写真】除湿した水も捨てやすい 美空感は、同社が強みとする大容量の除湿器に、新たに空気清浄機能と脱臭機能を付けた製品。特許出願中の「スマートフラップ」で除湿と、空清・脱臭との切り替えを状況に応じて最適に制御。除湿運転中はフラップが開いて吸気が直接熱交換器に届くため静音性も高い。熱交換器も防蝕コートを施し、劣化しにくくなっている。 「おまかせオート」モードに設定すれば、湿度、臭い、ホコリの各センサーで空気の状況を感知し、960パターンの中から最適な状況を選び運転できる。1日あたり24㍑を除湿できる。 コンプレッサー式だが、湿度の低い冬場の低気温時には「おまかせ霜取り」機能が働き、熱交換器の霜取りをすることで室温1度からでも除湿できる。 担当者は「除湿器といえば衣類乾燥のためというイメージが強いが、リビングに置いて日常使いしてもらうことを意識した。年間通して使って欲しい」と話している。
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