「持ち味生かし貢献したい」

福本眸選手

　三重県松阪市飯高町栃谷出身でバレーボールV1リーグで活躍してきた福本眸選手（24）＝市立飯高西中学校、私立三重高校出身＝が7月1日付でV1女子のデンソーエアリービーズ（福島県郡山市）への入団が決定した。同チームが27日に発表した。 　福本選手は小学3年から競技を始め、中学時代には全国中学校体育大会に、高校時代はリベロとして春高バレーに出場。国士舘大学進学後は、全日本インカレ8強入りに貢献。大学4年時に「KUROBEアクアフェアリーズ」（富山県）に内定してデビュー。通算66試合に出場した。2023―24シーズンはV・レギュラーラウンド20試合に出場し、サーブレシーブ成功率68.9％でリーグ3位だった。昨年4月には日本代表候補にも選ばれた。5月末に同チームを退団した。 　デンソーエアリービーズは1972（昭和47）年創部。85（同60）年度に日本リーグ（現VリーグV1）昇格。Vリーグでの最高成績は2007（平成19）年度の準優勝。08年度と17年度の全日本男女選抜、10年度の全日本選手権で日本一になっている。またリベロ・福留慧美選手（26）は日本代表入りしている。 　福本選手はチームを通じて「新たな環境でバレーボールができることに感謝し、自分の持ち味を生かしチームの勝利に貢献できるよう精進していきます。また、たくさんの方から刺激をもらい、いろんなことを吸収し、自分をもっと磨いていきたいと思います」などとコメントしている。