【バイクパーツメーカー本気の高精緻アイテム】ビジュアルと性能で釣り人の心を揺さぶる道具《リールハンドル&ロッドスタンド》【新 辰朗・佐藤潤弥】
バイクのパーツ製造で培ったアルミ削り出しの技術をエリアフィッシングの世界に取り入れたことで、道具はより美しく進化し釣りはより楽しく深化する。 DLIVEは新しい世界を創造している。 [画像]「かっけぇ…」バイクパーツメーカーが作る、釣り用パーツ写真ギャラリーをみる
◆新辰朗(あらた・たつろう) 1961年島根生まれ、東京在住。カラーズインターナショナル代表。二輪のプロ・レーシングライダーを35歳で引退後、バイクのカスタムパーツメーカーを起業。釣りは子供の頃からの趣味だったが、エリアトーナメンターの経験を経てパーツの重要さに触れ、2010年に釣りのカスタムパーツブランド「ドライブ」を同社内に立ち上げた。 ◆佐藤潤弥(さとう・じゅんや) 1992年神奈川生まれ、神奈川在住。カラーズインターナショナルでドライブF部門を担当する。2016年第16回トラウトキングエキスパートシリーズ第3戦優勝。2021年ベリーパーク王禅寺年間優勝。2021年フィッシングフィールド中津川カップ年間総合優勝。2023年須川フィッシングパーク・ファイナル戦年間総合優勝。
シングルハンドル エアーステア/空気のように軽い回転
ジュラルミン(アルミ合金)をメインマテリアルにした、高感度で超軽量なスピニングリール用ハンドル。33mm(ダイワ用:9.4g、シマノ用:9.8g)、38mm(ダイワ用:10.2g、シマノ用:10.6g)、40mm(ダイワ用:10.4g、シマノ用:10.8g)、45mm(ダイワ用:10.9g、シマノ用:11.3g)の4サイズ。2020年からシリコンフィットノブが標準装備された。
ハンドル長による使い分け
シングルハンドルは、33mm、38mm、40mm、45mmの4サイズのラインナップ。短いハンドルの方が手首で巻けるので一定のスピードでリーリングしやすく、長いハンドルはトルクが出しやすく、ラインスラックの回収も早いので、ボトムバンプや早巻きの釣りにも適している。33mmはアジング用に開発されたが、その使い勝手の良さをエリアで活用している人もいる。ハンドルの長さの好みは人それぞれだが、38mmと40mmというわずか2mmの違いでもその使用感は全く違う。釣り方によってハンドルの長さを選んでもいいし、どの釣りにも同じ長さを使うのも悪くない。