東京ゲームショウ2013開幕 PS4&Xbox Oneほか見所をチェック
2013年9月19日、国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2013」が幕張メッセでスタートしました。2日間のビジネスデイが終わり、いよいよ21日・22日は一般公開日。なかでも、2014年に発売予定のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「PlayStation 4(以下PS4)」や米Microsoftの「Xbox One」といった次世代家庭用ゲーム機を発売前に遊べる大きなチャンスです。スマートフォンで大きな人気を集めた「パズル&ドラゴンズ」のニンテンドー3DS向けも登場するなど、昨年以上の来場者が見込まれています。
2014年発売の「PS4」「Xbox One」を一足先に体験するチャンス
PS4向けで注目すべきタイトルは、カプコンが手がけるオンラインゲーム「deep down」です。プレイヤーは、さまざまな遺物から記憶を読み取ることができる特殊能力「リーディング」を備えた集団「レイブンズ」の1人。2094年のニューヨークから過去の時代へと意識を潜り込ませ、真実を明らかにしていくこととなります。 本作の特長の1つに、PS4の高い演算能力を活かした「自動生成ダンジョン」があります。入るたびに構造が変わるので、毎回異なるトラップやモンスターを潜り抜けなくてはいけません。また武器や防具の質感や汚れ、さまざまな個体差を持つモンスターなど非常にリアリティある描写を実現。PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」に搭載された「タッチパッド」でチェックできる立体的なマップを見ながら「メメント」と呼ばれるキーアイテム探しましょう。 なお「deep down」では、PS4の新機能「シェア」を使った映像配信も行います。シェアではあらかじめ録画したものではなく、リアルタイムのプレイ状況を簡単に共有できるのがポイント。会場内で実際にプレイしているユーザーの動きをUstream配信で直接見ることができますので、視聴してみてはいかがでしょうか。 Xboxの最新機種「Xbox One」では、コントローラーに内蔵された4つのモーターによるリアルな感触が気になるところ。振動機能そのものはこれまで搭載していましたが、ゲームの演出を盛り上げるより繊細なモーションを可能にしたといいます。注目タイトルは、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)である「Titanfall」。一般的な兵士のほか、二足歩行の巨大ロボット「タイタン」が登場するという、ロボット好きにはたまらないシチュエーションとなっています。 まずは兵士でスタートしますが、時間が経過すると自分のタイタンに乗り込めるようになります。タイタンは圧倒的な破壊力を持っていますが、素早い動作は得意ではありません。一方、兵士はマップ内をジャンプで飛びまわれる高い機動力が長所(まるで進撃の巨人の立体機動装置!?)。どちらにも有利・不利な部分が存在するので、タイタンで一気に蹴散らすか、兵士で隙を突くかはプレイヤー次第となりそうです。